#2 線状降水帯

 線状降水帯とは、次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域(気象庁サイト引用)のことを指す。

 今日は、九州地方を中心にこの線状降水帯と、特別警報などが発表された。これにより、土砂災害が発生し、死者も出ている。非常に残念なことである。

 私の住む地域でも昨年と今年、線状降水帯や緊急安全確保が発令された。私が住んでいる場所は、高台にあり、水害のリスクは全くない。その点は、この地を選んでくれた先祖に感謝すべき点である。被害がなかった私にとっては、被害に遭ってしまった方々を支援することが大切である。私は、防災を学んでいると言うこともあり、地元で被害が出た時には、真っ先に社会福祉協議会に行き、ボランティアを行った。

 今回の九州地方は、距離的にボランティアへ行くことができない。しかし、大学での学びをしっかりとし、社会に出た後は、何らかの方法で社会に対して貢献できると思う。だからこそ今の学びを着実に行い、災害発生から復旧、復興のプロセスを学んでいきたい。