#8 100年後の日本

 100年後の日本を想像したことはあるだろうか。まず、普通に生きていて、そんなことを考えたこともないということが普通だろう。

 今日は、大学のゼミの関係でSDGsのゲームを地域の小学生とその保護者様と一緒に参加させていただいた。ゲームのルールは極めて簡単で、幼稚園児でも理解できるそうだ。確かに、とても簡単で、すぐに理解できた。

 もちろん、小学生相手だったため、忖度をしつつ進めていったわけだが、その辺は置いておき、ゲームが終わってから将来に資源を残しておくためにはどうすれば良いか。という話になり、まずは、100年後の日本に今ある資源を守り渡すことができるだろうか。という話題になった。100年後は想像できるか?と質問されたが、即答はできない。しかし、講師の先生が逆に100年前の日本を提示してくれた。

 100年前の日本は、1923年。関東大震災が発生し、ウォルト・ディズニー・カンパニーが誕生したそうだ。まだまだ出来事はあるが、キリがないので、2つ提示とする。さて、100年後が今。1923年の人々は、今の日本が想像できていただろうか。

 100年後はどのような未来なのだろう。車は空を飛び交い、ロボットがロボットを作り、電車は無人化。そんな未来になっているのだろうか。未来を想像することはワクワクする。しかし、その未来を作るためには資源が必要であり、再生できない資源を今を生きる我々がどのように守り抜くかによって未来の産業や社会が大きく変わるのではないか。そう考えた1日だった。