#7 7000字の課題

 期末試験の時期になると、筆記試験のない科目については、レポートという形で大量の課題が舞い降りる。これは、ある意味で、大学生にとっての大きの課題であるのかもしれない。

 私は、教職科目をとっている。と言っても、教員になろう。という気はなく、その理由については後日機会があれば語るとする。その教職科目の中でも、道徳教育に関する講義の中で任意の7000文字以上の課題が出た。テーマは、「星野くんの二塁打」という題材の問題点と授業の進め方をどうするか。という点についてである。この教材は、戦後直後に作られた原作であり、軍国主義を意識するような内容であり、明らかに現代の子供達に教授することは難しい内容である。

 ともあれ、この課題は任意であり、やらなくても成績がつかない(不可になる)ということはない。そこで、私は、あえてこの課題に取り組もうと考えた。理由としては、やはり文章力を鍛えたい。ということである。7000字書くことは容易ではない。しかし、先日、ある場所へのインターンシップ申し込みの際に、7000文字の志望動機と7000文字の自己PRを書いた。それによって、7000文字は、頑張ればいけるのではないか。という気持ちになった。現在、約5000文字。この先、話をどのように展開していこうかと考えている。まずは、これから先は、教科の指導の中でも特に特徴的である道徳の評価というところについて論じていこうと思う。