#101 ウェアラブル端末

 ウェアラブル端末とは、スマホなどの単に持ち運べるものとは異なり、腕につけたり、体に身につけたまま使用できる端末のことを指す。

 そう言われて、真っ先に思いつくもの。自分であれば、Apple Watchである。自分は、大学に入学するタイミング(約3年前)で腕時計が欲しくなり、その際にせっかくならとApple Watchを購入。高校生の終わりではあるものの、高校生の自分にとっては相当高い買い物であったことを記憶している。

 そんなApple Watchを使い始めてまもなく4年目になろうとしている。心拍数の計測、消費カロリーの計測、血中酸素濃度の計測など、さまざまなものを勝手に良きところで計測していくれていて、スマホにデータを残していってくれるという優れもの。

 最近では、スマホでも同じ機能がついているが、衝突を検知すると、自動で消防等に通報してくれる機能がある。この機能、私個人としては大変有効である、ものであると感じている。万が一、1人で周りに誰もいない時に、事故に遭っても通報してくれるからである。この機能が、周りに人がいる状況であっても最も早く通報してくれて助かった。という事例も日本国内である。

 ただ、その一方で、ただ転んだだけなのに、勝手に通報されてしまい、それを装着している本人が気づかずに、誤通報というケースも多発している。

 この両者のバランスが非常に難しい。また、そこまで見抜くような技術はまだ完成していないとも言える。誤通報を防ぐためには、転んだり、急停車したりした時に、勝手に通報されていないか確かめる必要がある。でなければ、万が一、誤通報をしてしまい、本当に重篤な人の連絡が遅れてしまったら、いくら高性能な端末であっても、そこに発生してしまった弊害の方が大きすぎるという状態になってしまうからである。