#46 夏休み後半戦

 夏休みが後半に入った。と言っても、1週目はインターン、2週目はコロナ療養、3週目はインターン、4週目・・・。という生活。

 2週目に厄介なウイルスを吸い込んでしまったことを悔やまれるが、仕方がない。

 9月に入り、1日目は関東大震災100年。3日目に当たる明日は、地域で防災訓練。この防災訓練にも、いくつか苦言を呈したい部分は多々あるが、これは自分自身にとって変えなければいけないと強く感じている部分であり、地域課題の1つであると感じている。

 防災を学び始めて2年と半年。自分がここまで防災にうるさくなる人間だとは想像もしていなかった。しかし、生きている間に必ずやってくる巨大災害を学んでおくことは必要だろうと学び始めた結果、ズブズブとハマった。

 災害が起きた時に一番ワイワイ騒ぐのは私のような若者世代。しかし、平時からの備えを最もしていないのが若者世代。防災に興味を示さない若者世代が多い。地域との絡みを嫌がるのが近頃の若者の特徴。どこか矛盾しているように感じる。

 これから社会を担う我々にとって、災害列島である日本に生きている以上、災害・防災の学びは必要不可欠ではないだろうか。昨日も触れたぼうさいこくたいには、宮城県の高校生も参加している。彼らは、高校生ゆえ、東日本大震災を経験したのは幼稚園の頃であろう。私は小学2年生だった。東日本大震災を受けた地域に住む高校生が災害・防災を学ぶ理由は、なんとなく想像はつくが、彼らには、「西日本に住む若者はなぜ災害・防災に興味を示さないのか。興味を示してもらうためには何をすべきか」ということを、恥をかくだろうが聞いてみたい。どうしても私は若者こそ防災に興味を持ってほしい。